崖面の”イボ”
▼図1 観察場所
▼図2 崖面の”イボ”
互層状の凹凸が目立つ、
▼図3 凹凸の原因
”イボ”を含む地層は砂岩で、多量の軽石を含む。軽石の多い部分が凸部、
軽石の少ない部分が凹部となっている。
▼図4 凹凸の原因
サラサラした火山灰層(ガラス質)が風化によって凹部となっている。
▼図5 ”イボ”の東側面
”イボ”は突出しているので、周囲の砂岩より硬い。
拡大図(下)には気孔と考えられる穴が無数にある。
周囲の砂岩は多量の軽石を含む。
これらのことから、”イボ”は軽石と考えられる。
▼図6 ”イボ”の西側面
目測による大きさは約50㎝×30㎝で、火山砕屑物の大きさによる分類では
「火山岩塊」である。
▼図7 軽石が堆積物に埋もれる仕組み
▼図8 屏風ヶ浦の漂着軽石 長さ約40㎝
この軽石は流紋岩質で、伊豆諸島(新島?)起源と考えられる。
文献によれば、1924年(大正13)に八重山諸島の西表島付近で
海底火山の噴火があり、大量の軽石が噴出した。西表島に漂着した
軽石の中に、長さ210~240㎝、幅90~120㎝に達するものがあった。
文献 加藤裕三(2009) 「軽石 -海底火山からのメッセージ-」
八坂書房
▼図1 観察場所
▼図2 崖面の”イボ”
互層状の凹凸が目立つ、
▼図3 凹凸の原因
”イボ”を含む地層は砂岩で、多量の軽石を含む。軽石の多い部分が凸部、
軽石の少ない部分が凹部となっている。
▼図4 凹凸の原因
サラサラした火山灰層(ガラス質)が風化によって凹部となっている。
▼図5 ”イボ”の東側面
”イボ”は突出しているので、周囲の砂岩より硬い。
拡大図(下)には気孔と考えられる穴が無数にある。
周囲の砂岩は多量の軽石を含む。
これらのことから、”イボ”は軽石と考えられる。
▼図6 ”イボ”の西側面
目測による大きさは約50㎝×30㎝で、火山砕屑物の大きさによる分類では
「火山岩塊」である。
▼図7 軽石が堆積物に埋もれる仕組み
▼図8 屏風ヶ浦の漂着軽石 長さ約40㎝
この軽石は流紋岩質で、伊豆諸島(新島?)起源と考えられる。
文献によれば、1924年(大正13)に八重山諸島の西表島付近で
海底火山の噴火があり、大量の軽石が噴出した。西表島に漂着した
軽石の中に、長さ210~240㎝、幅90~120㎝に達するものがあった。
文献 加藤裕三(2009) 「軽石 -海底火山からのメッセージ-」
八坂書房