「天の石笛」を考える(続)
図1 「天の石笛」標本 右の二つは新資料
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図2 「天の石笛1」の産状
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図3 「天の石笛1」の形状
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図4 「天の石笛2」の産状
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図5 「天の石笛2」の形状
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図6 「天の石笛2」の内壁
 「天の石笛」には、転石化後に形成されたと考えられる穿孔貝の
 穴がある。その穴は外壁で少なく、内壁に多い。その理由として、
 外壁は円磨されるが、内壁は円磨されにくいことが考えられる。
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図7 海津見(わだつみ)神社に奉納された「天の石笛」
 「天の石笛展 (2018)」資料から引用
 奉納された「天の石笛」の形状は、図1の「天の石笛2」とよく似ている。
 これらの「天の石笛」はすべて失われている。
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図8 「雨樋状転石」の産状
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図9 「雨樋状転石」の形状
 細長く、中央部が凹んでいる。
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図10 推定される「雨樋状転石」のでき方
 もともと「天の石笛」であったが、上半分が欠けたと考えられる、
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