「通蓮洞」を考える ①文献からみた通蓮洞

図1 通蓮洞の位置
 地形図や観光案内には記載があるが、現在は「通蓮洞跡」と呼ぶべき
 状況である。
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図2
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図3 文献2 「宮負定雄 著 下総名勝図絵 図書刊行会 平成2年」から引用
  (白黒の原図を書き写し、着色したもの)
 磯見川の両岸に平坦面が描かれており、これは完新世段丘である。
 さらにもう一段高い所に更新世段丘が描かれている。
 通蓮洞は完新世段丘上の崩落穴である。
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図4 磯見川河口付近の地形(1)
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図5 磯見川河口付近の地形(2)
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図6 磯見川河口付近の地形(3)
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図7 磯見川河口の海食洞(幅>奥行きなので正確にはノッチ)
 かつては、このような海食洞がもとになって潮吹き穴が形成されたと
 考えられる。
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図8 磯見川東岸の地層
 犬吠層群小浜層の泥岩を不整合関係で沖積層がおおう。
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図9 沖積層
 腐植層と砂質層が互層をなす。
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図10 通蓮洞(潮吹き穴)のでき方(試論)
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図11 崖面の穴(磯見川河口から約200m西の地点)
 地元住民によれば、この穴は飯岡石をつり上げて採取するために掘られた。
 通蓮洞とは無関係の人工のトンネルである。
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