崖面の彫刻 ①彫刻の正体

図1 観察場所の位置
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図2 大谷津切通付近
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図3 「崖面の彫刻」の拡大 凹凸が帯状に伸びる。
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図4 観察場所(大谷津切通の約500m西)
 地層が西傾斜なので、ここでは「崖面の彫刻」を直接観察できる。
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図5 「崖面の彫刻」の正体_泥岩偽礫層(1)
 泥岩と砂岩に挟まれて、泥岩の偽礫が密集して層をなす。
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図6 「崖面の彫刻」の正体_泥岩偽礫層(2)
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図7 「崖面の彫刻」の正体_泥岩偽礫層(3)
 泥岩偽礫層の基質は下の砂岩と同じである。犬吠層群の場合、砂岩は
 泥岩偽礫よりも風雨によって浸食されやすい。この浸食に対する抵抗力の
 差によって、「崖面の彫刻」の凹凸が形成されたと考えられる。
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