深海底のサンゴ

図1 観察場所(犬吠層群小浜層)
 ・産出層準 すべて崖錐から採集したので正確な層準は不明だが、
 崖下部にテフラOb5aがあり、その十数m上部と考えられる。
 ・産状 泥質砂岩中に散在する。いわゆる単体サンゴだが、分岐する
 ものもある。犬牙状で、大きなものは直径2㎝、長さ3㎝程度。
 採集したサンゴは約10個で、どれも似た形なので同一種と考えられるが、
 正確な分類は不明。なお、この崖錐には生痕化石ズーフィコス(?)も
 含まれる(図8)。
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図2 サンゴの産状(1) 泥質砂岩中に散在する。
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図3 サンゴの産状(2)
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図4 サンゴの産状(3) 
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図5 サンゴの産状(4) 
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図6 母岩から取り出したサンゴ(1)
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図7 母岩から取り出したサンゴ(2)
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図8 生痕化石ズーフィコス(?)
 房総では2000~3000mの中部~下部漸深海帯堆積物に含まれる。
 (小竹 1990)
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