銚子ジオ散歩(283)「通蓮洞」を考える ①文献からみた通蓮洞

 「通蓮洞」を考える ①文献からみた通蓮洞

図1 通蓮洞の位置
 地形図や観光案内には記載があるが、現在は「通蓮洞跡」と呼ぶべき
 状況である。
283-1

図2
283-2a

図3 文献2 「宮負定雄 著 下総名勝図絵 図書刊行会 平成2年」から引用
  (白黒の原図を書き写し、着色したもの)
 磯見川の両岸に平坦面が描かれており、これは完新世段丘である。
 さらにもう一段高い所に更新世段丘が描かれている。
 通蓮洞は完新世段丘上の崩落穴である。
283-3a

図4 磯見川河口付近の地形(1)
283-4a

図5 磯見川河口付近の地形(2)
283-5a

図6 磯見川河口付近の地形(3)
283-6a

図7 磯見川河口の海食洞(幅>奥行きなので正確にはノッチ)
 かつては、このような海食洞がもとになって潮吹き穴が形成されたと
 考えられる。
283-7a


図8 磯見川東岸の地層
 犬吠層群小浜層の泥岩を不整合関係で沖積層がおおう。
283-8

図9 沖積層
 腐植層と砂質層が互層をなす。
283-9

図10 通蓮洞(潮吹き穴)のでき方(試論)
283-10
283-11
283-12b


図11 崖面の穴(磯見川河口から約200m西の地点)
 地元住民によれば、この穴は飯岡石をつり上げて採取するために掘られた。
 通蓮洞とは無関係の人工のトンネルである。
283-13












銚子ジオ散歩(282)崖面の彫刻➂彫刻の成因(試論)

 崖面の彫刻 ➂彫刻の成因(試論)
   ~泥岩偽礫層はどのようにしてできたのか~

図1 泥岩偽礫層と脱水構造の関係
 泥岩偽礫層の下の砂岩には脱水構造がある。
282-1

図2 皿状脱水構造 平板に近い形状の脱水構造
282-2

図3 チューブ状脱水構造
282-3

図4 皿状脱水構造
282-4

図5 泥岩偽礫層の成因(試論)
 砂層中の脱水によって泥層下に間隙水が集まり、砂層が流動化して
 泥層下部が破砕されたと考えられる。
282-5
282-6

銚子ジオ散歩(281)崖面の彫刻 ②彫刻の産状

 崖面の彫刻 ②彫刻の産状

図1 泥岩偽礫の産状(1)
 泥岩の下部が破砕されて偽礫化したように見える
281-1

図2 泥岩偽礫の産状(2) 大きな偽礫の観察
281-2

図3 泥岩偽礫の産状(3) 虫食い状の偽礫
 砂岩が虫食い状に泥岩偽礫に入っている

281-3

図4 泥岩偽礫の産状(4) 虫食い状の偽礫

281-4

図5 泥岩偽礫の産状(5) 向きの揃っている偽礫

281-5

図6 泥岩偽礫の産状(6) 流動を示す構造
281-6

図7 泥岩偽礫の産状(7) 破砕した偽礫
281-7

図8 泥岩偽礫の産状(8) 泥岩中の砂岩脈
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図9 泥岩偽礫の産状(9) 泥岩中の砂岩脈 
 泥岩が偽礫化する前の状態を示す(?)

281-9
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